合同会社設立手続きの流れ
合同会社の設立登記手続きの流れは、主に以下のようになります。
1.会社の概要を決定
合同会社の商号、本店所在地、事業目的、資本金の額、社員、役員(代表社員・業務執行社員)、決算期などの必要事項を予め決定しておきます。
2.印鑑証明書、実印・会社代表印の準備
各種書類に押印する個人の実印(認印)や会社代表印(会社実印)を用意し、代表社員の印鑑証明書を取得しておきます。印鑑証明書は発行から3ヶ月以内のものになります。
3.定款作成
決定した会社概要を基に定款を作成します。公証役場での公証人の定款認証は不要です(なお、株式会社の場合は定款認証が必要)。
資本金の払込み
社員がそれぞれの出資額を払込みします。
登記申請書・添付書類の作成
法務局へ申請する申請書・添付書類を作成・準備します。
法務局への登記申請
合同会社設立の登記申請書及び添付書類を管轄の法務局へ申請します。なお、申請した日が合同会社設立日となります。
登記完了
法務局の混み具合にもよりますが、登記申請してから通常1週間から10日程度で登記が完了します。登記が完了すると、会社の登記事項証明書(登記簿謄本)や印鑑証明書を取得することができます。
法人口座開設・税務署等への届出
登記完了後は、金融機関で法人口座の開設をしたり、税務署等の官公庁へ届出をします。